最近どうも現場での残業が増えてきているような気がします。実際増えてるんでしょうけど、見えてないサービス残業が結構あるもので、実際は倍ぐらい残業していると思います。
しかし、あまり残業が過ぎるとやはり疲労してきますから、そこに何かしらのイレギュラーが重なろうものなら、正常な判断ができなくなったりして大変なはめにおちいることがままありますよね。それが、例えば医歯薬業界だとえらいことになります。
医師、看護師、歯科医、歯科衛生士、薬剤師などの業界ですと、どの職種でも一歩間違えたら他人の健康を大きく損なったり、最悪命に関わる部分ですからね。本来なら一定の業務量で、きちんと体調管理をしていなければならないんでしょうけど、どうやら現場的にはそうもいかないようで、看護師の友人が人手が足りないから残業が多い、とぼやいていました。
雇われならまだマシです。これが開業医だった場合、極端な話残業なんてありません。もちろん、悪い意味で。開業医と言えば聞こえはいいですが、自営業なのです。患者がいないと話にならないでしょうが、繁盛しすぎるとそれもまた問題になってしまうということが起きてしまいます。そうなると、残業云々ではなくそれ以前の問題になってしまいます。
できることなら、こういう人の命に関わる職業というのは、労働時間に関してはキッチリ管理して疲労を残さないようにしていってもらいたいものです。それが無理なら、国がそういう環境を作ることも大切だと思います。
精神と体力のバランスは大事ですよ